寿貿易株式会社 株式会社メカニクス
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札幌工場 作業日誌

メカニクス札幌工場では、お客様からご注文いただいた機械やその付属品を厳重に検査・調整のうえ、お届けしています。このコーナーでは、日頃の作業で感じたこと、出荷前検査で発生した問題やエピソードなどを都度ご紹介したいと思います。

<JR苗穂駅> 2018.12.03

メカニクス札幌工場に一番近いJRの駅は、函館本線の苗穂(なえぼ)駅です。札幌駅の隣にある小さな駅です。何人かの社員は、通勤にこの苗穂駅を利用しています。

道外の人にはなじみのない駅だと思いますが、かつては道内有数の貨物取扱駅で、最盛期には20以上の会社の専用線がこの駅から分岐していました。JRの工場が隣接していることもあり、構内は広く、多くの側線があります。
因みに、観光客に大人気のサッポロビール園は、苗穂駅の北側にあります。

苗穂駅の駅舎は80年以上前に建てられました。長年の風雪に耐えてきた駅舎には、昭和の雰囲気が満ち溢れていました。
しかし先月、札幌市が進めてきた「苗穂駅周辺地区まちづくり事業」により、駅は札幌駅方向に300m移動し、このほど立派な橋上駅として生まれ変わりました。新しい駅舎は快適です。加えて、駅の移動により会社までの距離が短くなり、通勤が少し楽になりました。

旧駅舎は取り壊されるそうです。何らかの形で残してもらえたらと思っていますが、JR北海道の厳しい経営事情を考えれば、とても無理でしょう。
昭和30年(1955年)頃まで、雪の季節になると、完成した小型形削盤は馬そりを使って苗穂駅まで運んで、全国に出荷していたそうです。そんな時代も見つめてきた駅舎がなくなってしまうのはやはりさびしいものです。

1965年頃の札幌工場全景   1965年頃の札幌工場
苗穂駅の新旧駅舎

<やっと雪が降りました> 2018.11.21

札幌では観測史上最も遅い初雪が観測されました。そして今日、札幌工場周辺にも今年の冬、初めての積雪がありました。
気温も一気に氷点下にさがりました。いよいよ雪との闘いの季節が始まります。
同時に、工場は1年で一番忙しい時期を迎えます。

社員一同、気を引き締めて、雪に負けずに頑張ります。
<卓上フライチュウ盤> 2018.10.17

東京の築地市場が閉鎖され、豊洲に移転しました。周知の通り、この一年あまりの間、豊洲新市場を巡り様々な問題が世間を騒がせましたが、まずは無事スタートを切れてよかったと思っています。

築地市場には推定1万匹のネズミが生息していたそうですが、豊洲移転により食べ物にありつけなくなったネズミが大移動を始めるのではないかと、周辺住民は戦々恐々だそうです。
聞くところによれば、築地のネズミたちは凶暴で、大きいもので体長が25cm程度にもなるようです。
築地から逃げ出した大量のネズミが、隣接する銀座エリアなどに出没する事態になれば、大パニックになりかねません。
私たちの東京の事務所(寿貿易)も築地から近いので、ネズミの動きは大いに気になるところです。

今の事務所ビルに入居して30年以上になりますが、幸いネズミの被害に遭った経験はありませんし、長いこと、周辺でネズミを見かけたこともありません。機械を扱う会社ですから、ネズミの食べ物になるようなものはないのですが、倉庫の部品を齧られるなどの被害に遭わないとも限りません。

20年以上前のある日、札幌工場に入荷した海外メーカーの卓上フライス盤の梱包を解いたところ、フライス盤のテーブル上に模様のようなものが付いているのに気づきました。よくよくみると、それはネズミの足跡のようでした。フライス盤ならぬフライチュウ盤です。

もちろん、きれいに清掃し、きちんと整備をし、新しい梱包材に入れて出荷しましたから、品質面も衛生面も全く問題ありません。ただ、ネズミがうろちょろしているような工場で、機械が組立てられていたという事実にショックを受けたのを覚えています。

その後、ネズミの足跡付きの機械が入荷したことはありません。足跡を入念に清掃する手間こそなくなりましたが、全体の品質は相変わらずで、工場での手直し作業は一向に楽になりません。
築地のネズミが海を越えて札幌工場まで移動してくることはないと思いますが、ネズミときくと、今でもあの足跡を思い出します。


<北海道を襲った大地震> 2018.09.10

9月6日未明に北海道を襲った大地震におきまして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。


札幌も揺れました。札幌がこれだけ揺れたという話は聞いたことがなく、ただただ驚いております。
報道されている通り、市内の一部地域で液状化による被害が出ました。それに加えて、全道が大停電に見舞われるという前代未聞の事態が発生し、ライフラインが完全に麻痺してしまいました。

札幌工場では、棚から花瓶がひとつ落下して破損した程度で、特に被害はありませんでした。社員の一人が早朝6時すぎに、停電で信号機がストップしているにもかかわらず、車で工場に駆けつけ、異常がないことを確認しました。

ただ、依然停電は続き、交通機関は全てストップ。信号機も全く作動しない状態なのに、午前7時前には、工場の前の道路でも車の渋滞がはじまりました。とても社員が出社できる状況にはないので、6日は臨時休業としました。
翌7日になり、市内の停電も少しずつ解消されてきましたが、相変わらず交通機関は止まったままだったので、この日も休業となりました。

ところで、地震の前々日の夜、関西を襲った台風21号が北海道付近を通過しました。札幌でも暴雨風が吹き荒れ、札幌工場裏手のフェンスの一部が倒壊するという被害が出ました。幸い、けが人や周辺への被害はありませんでしたが。

まさに、台風と地震のダブルパンチです。

週が明けた10日より、札幌工場も平常通り稼働しております。社員も全員顔を揃えました。まだ、時々余震があり、警戒を緩めることは出来ませんが、少しでも遅れを挽回したいと思います。


このたびの地震に際し、多くのお客様や取引先より、私たちメカニクス札幌工場に対して、お見舞いや励ましの電話・メールを頂戴しました。この場をお借りして、お礼申し上げます。
<初めて冷房が入る!> 2018.08.08

北海道の夏は爽やかなイメージがありますが、最近は異常に暑い日が多くなりました。日によっては、札幌の最高気温が東京の最高気温を上回ることもあり、驚きを禁じえません。
もちろん、北海道のこと、日が暮れれば、気温はグッと下がり、夜は非常に快適ではありますが。

もともと夏は短く爽やかで、札幌工場には、現場にも事務所にもエアコンが入っていませんでした。「暑い!」と感じる日も年に数日だったので、エアコンの必要性も感じませんでした。

ところが、近年の気候変動の影響で、札幌の夏の暑さも我慢できないレベルになってきました。特に2階にある事務所は窓を開放しても温室のような暑さになります。これが連日続くので、熱中症になりかねません。

そこで、工場でも思い切って冷房を入れることになりました。ところが困ったことに、事務所棟はエアコンの室外機を置くスペースがありません。この建物は20年以上前に建てられました。北海道の建物ですので暖房設備は完璧なのですが、建設当時、冷房設備を設置することなど全く想定外でした。工場の正面の会社の顔にあたる部分になら室外機を設置できますが、それには大いに抵抗があります。

結局、スポットクーラーを導入することになりました。北海道外の人から見れば、笑われてしまうかもしれませんが、我が札幌工場にとっては“画期的”な出来事となりました。


<社内品評会は疲れる> 2018.07.18

海外の仕入先から、定期的に新製品の情報が送られてきます。新製品には、機械本体のほかに、様々なアクセサリも含まれます。既存の製品をマイナーチェンジしたものが大半ですが、中には、かなり斬新な製品も見受けられます。

面白そうで、しかも、私たちの品揃えに加えても良さそうな製品であれば、サンプルを取り寄せ、「社内品評会」を開きます。ここで、品質と市場性を検討します。当然ながら、良いものであれば、商品として採用しますし、問題があれば取扱いを断念します。

最近、ある旋盤用のコレットホルダーとコレットを取り寄せ、検証してみましたが、結論からいえば、精度が悪くてやめました。
精度と言っても、ものすごく厳しい精度を要求しているわけではありません。でも、コレットなのに、口元付近の“振れ”が0.05mm以上になるとなれば、とても扱うことが出来ません。何かの間違いではないかと思い、仕入先に、このコレットの出荷時の許容誤差を照会してみました。そこで提示された許容誤差は0.1mm(コンマ1)まではいかないまでも、コレット許容誤差としては異常に高い数値でした。

この製品の唯一の長所は、外観の仕上がりがきれいで、デザインが洗練されていることでした。でも、ここまで精度が悪いと救いようがありません。
ということで、商品化は断念しました。
工場の倉庫には、このような使い物にならないサンプルが数多く保管されています。

ここ数年、海外製品は様々な要因により、毎年のように値上がりが続いていますが、品質の方は良くなるどころか、どんどん悪くなっていると感じています。新製品の社内品評会でも、納得する品質の製品にお目にかかることが少なくなりました。商品を進化させていくためには、常に新しい製品をチェックしていく必要がありますが、歩留まりが低すぎて、最近は品評会の後、どっと疲れが出ます。


<プラタナスの木> 2018.06.14

工場の東寄りの入り口付近に自生していたプラタナスの老木を、先日、断腸の思いで伐採しました。春から夏にかけて大きな葉が生い茂り、この木の下はちょっとしたオアシス気分を味わえる貴重な空間でした。

一方で、伸びた枝が路上の電線に接触したり、秋になると大量の落ち葉が発生し、その処理にかなりの時間を取られたりしていました。最近は、幹が入口を塞ぐような形で張りだすようになり、自動車の出入りの邪魔になってきました。

札幌駅やススキノなど札幌の中心から数キロしか離れていないのに、札幌工場には多くの木々が残っています。私たちは今まで、こうした緑を、極力残していこうと努力してきました。しかし、これらの木々が近隣とのトラブルの原因ともなってくると、放置するわけにもゆかず、今年の春先にも、何本かの木々を伐採しました。

実は、このプラタナスの木は、会社を創業した当時から、確かにそこにあったという話を聞いています。正に、工場の80年を見つめ続けてきた歴史の証人といえます。
なんとか、切らずに済む方法はないかと、思いあぐねてきたのですが、実際に自動車の出入りに支障が出ているという問題に直面し、やむなく伐採を決断しました。

伐採当日は、木の根元にお神酒をたっぷりかけて、感謝の気持ちを捧げました。
いざ切り倒してみると、幹の中に空洞があり、放置しておくと倒木の恐れもあったそうですので、伐採したのは正解だったようです。

切り倒されたプラタナスの木は、その場で輪切りにされ、トラックで積み出されましたが、その一部を、工場内に持ち込み、保管中です。そのうち、これを使って何か記念になるものを作りたいと考えているところです。

1965年頃の札幌工場全景   1965年頃の札幌工場
伐採前   伐採後

<メカニクス創業80周年 1938-2018> 2018.05.23

本日(2018年(平成30年)5月23日)、株式会社メカニクスは、創業80周年の記念日を迎えました。

1938年(昭和13年)に「合資會社 工作機械製作所」としてスタートして以来、今日まで小型形削盤、キーシーター、小型旋盤、小型フライス盤など、数々の工作機械を作り続けて参りました。
ところで、創業時の社名には「札幌」が付いていませんでした。「札幌工作機械製作所」となったのは、戦後になってからです。

多くの会社がそうだと思いますが、私たちの会社も、創業以来、常に安泰だったというわけではなく、幾多の苦難を乗り越えて、ようやく80周年を迎えることが出来たというのが、率直な気持ちです。

これからも、実直に、そして真摯に仕事に取り組んで参る所存です。
引き続き、ご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

80周年の記念日ではありますが、特に祝賀行事があるわけではありません。後ほど社員有志でススキノに飲みに行くかも知れませんが、定時まで、通常通り操業いたします。

1965年頃の札幌工場全景   1965年頃の札幌工場
1960年代中頃の札幌工場
   
60年前の工場風景 60年前の工場風景
戦後、新型形削盤の製造を開始した頃
     
創業時の製品カタログ   創業時の製品カタログ
創業時の製品カタログ

<譲れない一線・・・販売を断念したデジタル目盛> 2018.04.24

デジタル目盛といって、表示画面に送り量を表示させるユニットがあります。ミニ旋盤に取り付けて使用するものですが、デジタルスケールに比べて安価で便利なツールです。
私たちは、この製品を、いままで10年以上にわたり手掛けてきました。ユニットを独自に改良したり、機械への組み込み方法に工夫を加えたりするなどの努力の甲斐があって、製品の品質も安定しつつありました。

ところが、ある日突然、海外の製造元より、デジタル目盛を、全面的にモデルチェンジした新ユニットに切り替えるとの通告がありました。それ自体はともかく、私たちが長年にわたり扱ってきた、従来タイプのユニットの供給を同時に終了すると言われたのには参りました。さらに、驚いたのは、従来ユニットと新ユニットとの間には、全く互換性がないという、とんでもないオマケまでついていたことです。

仕方なく、新ユニットのサンプルを何個か取り寄せ、工場で「品評会」を開催しました。見かけはいいのですが、新ユニットは、従来品に比べて、華奢だという印象が否めませんでした。それよりも問題なのは、機械に取り付ける前から、画面に数字が表示されなかったり、数字がチラついたりしていたのです。

結論から言えば、新ユニットの採用は断念しました。新ユニットは、形だけは洗練されているのですが、動作が安定しない上、オイルやキリコに弱いことがわかりました。これらの問題点を、具体的に列挙して、仕入先に改良を依頼しましたが、事実上、拒否されてしまいました。
札幌工場の作業担当者たちも、異口同音に「出荷すれば間違いなくトラブルが起きるので、絶対に売りたくない」と言い出す始末です。

これに代わるものとして、高額ながら品質が確かなデジタル目盛のユニットを新たに採用し、販売を開始しました。価格が価格なので、今までのようには売れないかもしれません。かといって品質が不安定な製品を採用するわけにはいきません。営業的に不利な場面もあるかも知れませんが、ここは譲れない一線です。

デジタル目盛

<何とか乗り切りました!> 2018.03.26

お客様から年度末までの納入を要求されていた旋盤・フライス盤などの出荷が終わり、少し気持ちに余裕が出てきたところです。

例年2月から3月下旬までの期間は、出荷準備作業に追われて、目が回るような忙しさとなります。ところが、こういう時に限って、原因のわからない不適合品が見つかり、作業が中断するような、間の悪いことがしばしば起こります。恐れていた通り、今年も予感が的中してしまいました。

3週間前に、弊社のフライス盤の中では大きい方に属する機械の運転音に異常を認めました。言葉で表すのは難しいのですが、主軸の辺りから、何ともいえない変な音が発生するのです。

すぐに、主軸周りを分解して、いろいろ調査してみたのですが、どうも原因が掴めません。
それでも、問題が潜んでいる可能性があると思われる部品の目星をつけることは出来ました。しかし、当該部品のストックはゼロ。さらに困ったことに、この機種の在庫は、その時点で、これ1台のみ。同型機の部品と交換して、検証してみることも出来ません。
予定通り、この機械を3月末までに納入できるか怪しくなってきました。

海外の仕入先にメールで、異音の状況と、私たちが調査した内容を送り、当該部品の支給を依頼しました。
今までの経験上、海外の仕入先に不具合などの対応を依頼しても、私たちの調査結果や要求をすんなり受け入れてくれたことはあまりありません。
恐らく、仕入先の品質に対するプライドの問題とコストのかかる部品供給を極力避けたいという心理上の抵抗があるからだと思われます。
メールを送信する時には、例のごとく、不毛な議論の応酬になるような気がして、少し不安でした。

でも今回は、いつもと少し様子が違っていました。仕入先との間で多少の紆余曲折はあったものの、こちらの事情に配慮してくれたのか、最終的には部品を超特急で空輸してくれました。札幌工場に部品が着くなり、すぐに問題のフライス盤に取り付けてみました。そして、試運転。工場内に一瞬緊張が走ります。スイッチをONに入れ、主軸が回転しはじめましたが、機械からは、何も異音が発生しません。間に合った!一部の社員から歓声があがりました。

ということで、このフライス盤を、無事に納品することができました。これにて、年度内納入を予定していた機械の出荷が全て終わりました。今回は、海外の仕入先の迅速な対応が功を奏しました。ご協力有難うございました。

札幌の雪も半分以上融けてなくなりました。桜の開花はまだ先ですが、札幌工場にも、いよいよ春が訪れます。


<輸送途上の事故> 2018.02.20

札幌工場には、月に数回、海外から機械本体、機械部品、アクセサリー類が入荷します。今月も既に2回、比較的大掛かりな入庫作業を実施しましたが、厳寒の季節の作業は、やはり身に堪えます。

荷物は、台湾、中国、ドイツなどからやってきますが、現地工場からの輸送途上で梱包が破損する事故が多く、頭痛の種になっています。特に中国からの荷物は、梱包材の質が悪く、船中で底板が抜けたり、板がはがれたりする事故が頻繁に起きています。箱だけで済めばいいのですが、機械が傷ついているケースも多く、結局、私たちが修復作業をせざるを得ません。こちらが手に負えないほどの破損なら、海外メーカーに補償させるなり、保険請求するなりしますが、そこまで深刻なケースは少ないので、結局は泣き寝入りになります。

海外メーカーには、常に梱包材や梱包方法の見直しを求め続けていますが、ちっとも改まりません。時には、イラストなどを駆使して、具体的な梱包方法の改善提案等も行ってきましたが、馬耳東風といったところです。海外メーカーとしては、開梱すれば捨てられる梱包材に余計なコストをかけたくない、ということでしょうが、こちらには実害が出ているわけで、もう少しこちらの立場を配慮して欲しいと思っています。

今月入荷した荷物も、一部に梱包材の破損があり、機械にも軽微なキズがついていました。海外メーカーに文句を言っても時間の無駄なので、サッサッと修復作業を開始し、跡形もなくキズを直すことが出来ましたが、何となく釈然としない気持ちでいっぱいです。

輸送途上の事故 輸送途上の事故

<冬の仕事> 2018.01.31

年度末(3月末)を控え、札幌工場は一年で最も忙しい時期を迎えました。中国の環境規制のあおりを受けて、機械類の入荷が遅れたことに加え、慢性的な人手不足の影響もあって、これから暫くはフル稼働状態が続きます。

今年の冬は、東京でも記録的な寒さになったそうですが、札幌も例年より寒さが厳しいと感じています。冬の札幌工場では、本来の業務以外に、“余計な”仕事がたくさん発生します。
例えば、雪かき(除雪作業)です。札幌工場にはロードヒーティング設備(路上の融雪・凍結防止装置)があるので、大掛かりな除雪作業をすることは少なくなりました。でも一度に大量の雪が降れば、人力での除雪作業は避けられません。
屋根の雪降ろしも、必要に応じて実施します。慣れてはいるものの、危険を伴う作業です。
以前は、ひと冬に最低1回は業者さんに雪降ろしを頼んでいましたが、ここでも人手不足のせいなのか、気軽に頼める業者さんが少なくなりました。

数日前の早朝、海外から輸入した機械類を積んだコンテナが工場に到着しました。ところがアスファルト上の雪が凍ってツルツルになっており、フォークリフトのタイヤが滑って、まともに荷降ろしが出来る状態ではないことがわかりました。寒さが厳しいせいか、ロードヒーティングもよく効いていなかったようです。
仕方なく、お湯を大量に撒いて氷を融かし、どうにか荷降ろしを終わらせた次第ですが、入庫作業時間が予定より大幅に伸びてしまいました。ただでさえ忙しいのに、雪や氷のために貴重な時間を取られるのは本当に痛いです。

この季節は、雪の影響でトラック便に遅れが出ることが多いので、お客様の指定する日に機械を確実に届けるためには、出荷スケジュールにも余裕を持たせなければなりません。そのしわ寄せを受けるのは当然私たちです。突発的に、通常より短い納期の仕事が入ると、工場はパニックになります。
一番忙しい時期と、一番気候が厳しい時期が完全に重なっているため、毎年冬になると、札幌に工場があることが恨めしい気持ちで一杯になります。でも頑張るしかありません。

全社一丸となって、なんとかこの季節を乗り切れば、いよいよ春の到来となります。


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