寿貿易株式会社 株式会社メカニクス
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やくみつる
札幌工場 作業日誌

メカニクス札幌工場では、お客様からご注文いただいた機械やその付属品を厳重に検査・調整のうえ、お届けしています。このコーナーでは、日頃の作業で感じたこと、出荷前検査で発生した問題やエピソードなどを都度ご紹介したいと思います。

<勝手に紹介するな> 2019.09.26

9月に突入して、少しは涼しくなるかと期待しておりましたが、前半は暑い日が続き、体にこたえました。
今月は10月の消費増税を控えているため、駆け込み需要が殺到する可能性があり、それに備えて態勢を整えました。暑い中でも作業を前倒しで進め、納期遅れでお客様のご迷惑にならないように心掛けました。

でも結果的には、それなりに駆け込みのご注文は頂いたものの、思ったほどの量ではありませんでした。いろいろ報道されている通り、世の中の景気はあまりよくないように感じています。

そんなある日、一般ユーザの方から工場に電話が入りました。
札幌工場は作るのが専門で、販売やアフターサービスの受付は東京(寿貿易)に任せているので、お客様から札幌工場に直接電話がかかってくることは滅多にありません。何事だろうと要件をお聞きすると・・・


「他社で購入した卓上フライス盤を使っている者です。機械の調子が悪いので修理をお願いできませんでしょうか。」
「購入した会社に連絡したところ『当社では修理ができないので、メカニクスさんに修理を依頼してみて下さい』といわれたので電話をしました。」


なんと機械を販売した同業者が、無断で私たちの工場を“修理業者”として紹介しているというのです。
同業者から類似機を購入したユーザ様から修理のご相談を受けることは時々ありますが、同業者が、自身で販売した機械の修理業者として、弊社を紹介しているなどという話はあまり聞いたことがありません。
因みに、私たちは件の会社のことを全く知りません。

他社様が販売した機械にまで、とても責任が負えませんので、このユーザ様には事情をご説明の上、丁重にお断りしました。
なんだか最近、妙な話が多くて困ります。


<海外品の入荷トラブル> 2019.08.29

札幌工場には、毎月海外からコンテナで機械や部品類が入荷します。入荷した品物はすぐに開梱し、仕様、欠品や破損の有無などを確認するのですが、仕様が違っていたり、形状の異なる部品が入ってきたりするトラブルが多く、大きな負担になっています。

弊社の場合、海外の取引先にお願いして、仕様の一部を変更してもらったり、部品を特注で作ってもらったりしているので、それがトラブルを誘発する原因になっているのかもしれません。事前に先方と入念に仕様のすり合わせを行っているにもかかわらず、なかなかトラブルがなくなりません。海外の取引先メーカーの「標準品」だけを輸入するのであれば、こうしたトラブルはある程度防げるのかもしれませんが。

でも「標準品」を札幌工場でただ整備するだけでは、納得のいく品質やスペックに達しないので、どうしても特注品が必要になるのです。
私たちの工場では、海外のA社の特別仕様の機械を整備し、海外B社の部品と国内調達の部品を組み込んで製品に仕上げるなどということを日常的に実施しています。
だから「標準品」だけでは、メカニクス札幌工場の製品が成り立たないのです。
外観が似ていても、他社様の機械と異なる理由はここにあります。

最近入荷したフライス盤では、なんとスピンドルの仕様が間違っていました。これほどお粗末な事例は近年珍しく、怒りを通り越して、ただただ呆れるばかりでした。
別な取引先からは、特注でリング状の部品類を調達しているのですが、今回入荷したのは、なんの変哲もないワッシャーでした。先方に正しい部品を要求したところ、新たに送られてきたのは、得体の知れない筒状の部品でした。怒りを抑えつつ、再度正しい部品を要求中ですが、果たしてどうなることやら・・・

「標準品」といえども、この手のトラブルは皆無とはいえません。例えば、フライス盤のテーブルに使用するX軸、Y軸のリードスクリュー・・・・X軸を頼んだのに、入荷したのはY軸だったり、その数量が違っていたり、トラブルは尽きません。

海外の取引先の中にもしっかりした会社がありますが、一部の取引先では、私たちとの窓口となっているセクションと現場との意思の疎通が十分に図られていないように見受けられます。結果的に、それが仕様間違いや誤出荷の原因になっているようです。
そして、その尻ぬぐいをさせられるのは常に札幌工場です。

海外から到着した機械・部品類の受け入れ作業

<アリ地獄> 2019-07-26

まず、下の画像をご覧下さい。

これは卓上旋盤の出荷前検査中に、往復台と呼ばれる、刃物台を載せるベースを正面から撮影したものです。この部分は、V字型になったアリ形という案内面を有しており、上下の滑り面を嵌め合わせた構造になっています。
アリ形の場合、そのままの状態ではガタが出るので、ジブを入れてガタを調整できるようになっています。

先日、検査表に従って、いつもの手順で旋盤を整備していたところ、クロススライド部分の異変に気付きました。押しネジをいくら締め込んでも、ジブ調整ができないのです。ジブ調整が不完全な場合には、分解して、適宜キサゲをかけて部品の手直しするのですが、今回は、いつもの感触とは明らかに違っていました。

よく見ると、なんとクロススライド(上部)のアリ溝と往復台(下)のアリの角度が違っているではありませんか! 
左右の画像を比較してご覧頂ければ、角度の違いがお分かりになると思います。右が正常、左が異常です。

こうなると、キサゲで直せるレベルではありません。アリの角度をフライス盤で加工し直すことも可能ですが、同時に、これにピッタリ合う厚みのジブも新たに作らなければなりません。ちょっと非現実的ですね。

聞くところによれば、卓上の工作機械を扱っている業者さんの中には、機械の調整をユーザサイドで実施するのを条件に、低価格で販売しているところがあるようですが、アリの角度が違っていたら完全にお手上げです。

私たちの工場では、何らかの難点がある機械を「アウトレット品」として販売することがあります。しかしながら、アリの角度が不良の旋盤で作業をすれば、必ず支障がでますので、その部分を解決しない限り、アウトレットといえども販売できません。

結局、往復台部分の部品を丸ごと交換して、ジブを再調整し、無事検査を終えました。

1965年頃の札幌工場全景   1965年頃の札幌工場

<落雷?により工場機能がマヒ!!!> 2019..06.27

札幌市内が雷雨に見舞われた翌朝、工場内では様々な機器が故障しているのが見つかり、作業に大きな影響が出ました。

朝、工場に来てみると、火災が発生しているわけでもないのに、場内の火災報知器の警報サイレンが鳴り響いていました。何らかの理由で煙探知器が誤作動を起こしたらしく、業者さんを呼んで直して頂きました。結局、煙探知器は新品に交換しました。前夜の雷雨が原因らしいとのことですが、無人だったため落雷を受けたのかどうかもわかりません。

単相100V電源の漏電ブレーカーも落ちており、復帰できなくなっていました。札幌工場内の電気工事を担当している電気屋さんに依頼して、応急処置をとって頂きましたが、ブレーカーを新品に交換することになりました。落雷の影響が強く疑われますが、結局はっきりした原因はつかめませんでした。

これらの業者さんとの連絡には、すべて携帯電話を使用しました。なぜなら、NTTの回線も一切繋がらなくなっていたからです。電話・FAXはもちろん、インターネットも見られません。外部の連絡に使えるのは、携帯電話のみ。携帯でNTTにも連絡をとり、対応を依頼しましたが、混み合っているので何時に行けるかわかりませんとの回答。漸く工場に担当者が駆け付けたのは、回線障害が発生してから丸1日経ってからでした。
原因は落雷による通信機器内の部品破損でした。無事に回線は復旧しましたが、修理代は札幌工場側の負担です。

NTTが帰ったあと、工場内の電話機のうち1台だけが、全く作動しないことに気付きました。いろいろ調べた結果、内線のどこかに障害が発生していると思われたので、電話機を納入した業者さんに来て頂きました。電話機は使えるようになりましたが、雷が原因かどうかわからないとのことでした。これについても当然のことながら、それなりの出張修理費を請求されました。

今回は、雷雨の影響で予想外の出費となり、少し落ち込んでいたのですが、費用の一部は保険でカバーできるそうなので、元気を取り戻しました。
また明日から頑張ります!

特注対応

<令和時代のアフターサービス事情> 2019(令和元年).06.03

「令和」になって早1か月が過ぎました。

5月の連休が明け、最初に入ってきた仕事は、修理のご依頼でした。
平成から令和への改元とは関係がないと思いますが、このところ修理やアフターサービスに関する案件が増えています。

具体的には、全国から工場に送られてきた機械・部品の修理やオーバーホール、スペアパーツ類の出荷業務、そして古い機械の出張修理・・・・これらの仕事が何故か集中してしまい、工場はかなり混乱しました。

最近、こんな問い合わせもありました。

「ネットで安い旋盤を購入した者ですが、いろいろ不具合があり困っています。今日の午後、空いていますか? 車でお宅のショールーム(注:東京の寿貿易のこと)に機械を持っていきますので、その場で、すぐに調整してほしいのです。仕事に支障がでているので、急ぎでお願いします。もちろん有料で構いません。貴社で扱っておられる機械とは違うようですが、形が似ているから直せますよね。」

まあ、ざっとこんな感じのお話でした。

東京サイドでは、外観が似ていても、他社様お取り扱いの機械と中身が同じとは限らないこと、きちんと整備するには、それなりの時間と費用がかかることなどを、丁寧に説明したようですが、納得して頂くまでに30分以上かかったそうです。

20年前に販売した機械の古い在庫部品を、あるお客様にお送りしたところ、部品が取り付けられないというお叱りを受けました。出荷前に寸法などを確認したつもりだったのですが、残念な結果になりました。特殊な部品だったことも、失敗の原因です。幸い、もう一つ在庫が残っていたので、それを送り直したところ、今度は無事に取り付けることができたそうです。
ご迷惑をおかけしてしまいましたが、最終的にお客様のお役に立ってよかったと思います。

修理・アフターサービス関係の仕事は、状況をできるだけ正確に把握し、お客様の事情に合わせたオーダーメイドの対応が必要なので、ふだん検査表に従って作業を進めている機械本体の整備作業に比べて、何倍もの神経を使います。
対象となる機械の種類が多い上、出荷した年代によって仕様が異なっていることが原因で、確認などに手間取り、なかなか効率化が進まないのが悩みのタネです。

特注対応

<波乱含みの「再」スタート> 2019(令和元年).05.09

新しい時代、「令和」が幕を開けました。
「令和」が、夢と希望に満ちた輝かしい時代になることを心から祈っております。

私たちも、なお一層の努力を重ね、微力ながら社会に役に立つ仕事をしていきたいと願っております。

この数か月間、悩みの種だった海外製品の諸問題は、概ね解決に向かっています。中国の環境規制による入荷遅れも、あと1か月程度で解消できそうな気配です。
一方、3月の年度末までの繁忙期を何とか乗り切ることができましたが、機種ごとの売れ行きにかなりバラつきがあり、一部の製品や部材に品切れが発生してしまいました。半年以上前から計画的に在庫数量を調整してきたにもかかわらず、このような事態になったことは、想定外でした。もちろん、海外の各製造元に追加発注手配をかけてはいますが、どのメーカーも“マイペース”で、納期の短縮に積極的に協力してくれるところがありません。

極力お客様にご迷惑をお掛けしないように、いろいろ対策を打っていく所存ですが、暫くは胃が痛くなるような日々が続きそうです。
令和元年の札幌工場は、再び波乱含みです。

特注対応

<特注対応> 2019.04.16

最近、お客様から、機械の仕様変更の相談を受けたり、特別なアクセサリーの製作を依頼されたりすることが多くなりました。依頼内容は多岐にわたりますが、中には機械の能力を大幅に超える要求や、物理的に不可能な改造依頼もあります。また、残念ながら当社では手に負えない高度な要求もあります。

よくあるのは、お客様から支給された特殊なチャックを旋盤に取り付けることですが、これらはバックプレートを作れば対応可能です。
チャックの代わりに、コレットホルダーの装着を依頼された時には、倉庫で眠っていた旧製品の部品類が大いに役に立ちました。以前に扱っていたアクセサリーの半製品で、これを追加工して仕上げ、無事に旋盤に取り付けることが出来ました。このケースでは、たまたま部品が残っていたから、対応することができましたが、数が限られているので、今後同じような依頼が来ても応じることが出来るとは限りません。だからといって、新たに同じ部品を作ろうにも、この部品のメーカーが廃業して久しいので、新規に作るのはほぼ不可能です。
主軸に手回し用のハンドルを取り付けたときは、過去に扱っていた輸入旋盤の事例が役立ちました。

これらは、すべて特注対応となります。今まで様々な相談に乗り、提案させて頂きましたが、技術的にも物理的にも可能であっても、値段の折り合いがつかずに、成約に至らなかった事例がたくさんあります。

私たちの工場では、諸事情により商品化できなかったサンプル部品や半製品でも、何かの役に立ちそうなものは捨てずに保管しています。これは職人の習性かもしれません。保管する、しないは、特にルールがあるわけではなく、経験と勘で決めます。このようにして保管している部品でも、一定の期間が経過した時点で再度見直し、結局廃棄する場合もあります。倉庫スペースが限られているのでやむを得ません。
でも、捨ててしまった部品が活用できる特注品の相談が、後になって舞い込み、「しまった」と悔しい思いをしたことも一度ならずあります。悩ましい問題ですね。

いずれにしましても、特注対応には、長い経験と様々な保管部品類が結構役に立っています。

特注対応 特注対応 特注対応

<新品より高い中古機> 2019.03.05

先日、中古品を専門に扱う業者さんを通じてメカニクス製のフライス盤を購入したという方から、修理に関する相談を受けました。値段が手ごろな上、「整備および動作確認済」という触れこみだったので購入を決めたそうです。ところが実際に使ってみると不具合が多く、オーバーホールしてくれないかというご依頼でした。

そのフライス盤は、機械番号から約15年前に札幌工場から出荷した古い機械であることがわかりました。不具合の内容を聞いてみると、錆びついて動かせない部分があるとのことでした。
これに対して、オーバーホールは不可能ではないが、費用が、その機械の購入価格を上回る可能性がある旨を丁寧に説明させて頂きました。その後、その方から連絡はありません。

この例に限らず、メカニクス製品の中古品を入手した方々からの、修理や部品供給についてのご相談が増加しています。

ネットオークションサイトでも、私たちが手掛けた旋盤やフライス盤が多数出品されているようです。ある時、25年以上前に出荷したとても古い機械が出品されているのを見つけました。なんとも懐かしく、昔の恋人に再会したような気分になりました。でも残念なことに、その機種の主要なスペアパーツは殆ど売却済となっているので、落札された方から部品供給の依頼が来ても応じられないかもしれないなどと、余計な心配をしてしまいました。

ちょっと気になるサイトもありました。中古品として掲載されているメカニクス製の機械の画像に、別な機械の型番が記載されていたのです。画像を見る限り、確かに過去に弊社が販売した機械に間違いないのですが、価格表に表示されている型番は、弊社でその当時扱っていた上位機種のものだったのです。単純なミスなのでしょうが、無用のトラブルに発展するのではないかと懸念しています。

興味深いのは、ネットオークションの落札価格が、その機械の当時の販売価格を上回っているケースがあることです。件の機械を販売していた時代とは大分状況が変わり、今の品揃えの中に、その機種に匹敵するものが存在しないせいかも知れませんが、面白い現象ですね。


<波乱含みのスタート-その後の状況> 2019.02.04

海外メーカーの製品に関する様々な問題に取り組んでいるうちに、1月が終わってしまった感じです。 問題はまだ完全には解決していませんが、この1か月でそれなりに変化がありました。その後の状況をお知らせします。

中国の環境規制の影響で入荷が遅れている部材については、全く進展がありませんでした。具体的な出荷スケジュールなど何も決まっていません。それなのに、春節(旧正月)とのことで、現地メーカーは3週間の長期休業に入ってしまいました。一体いつになったら、品物が出てくるのでしょうか?

フライス盤の仕様が勝手に変更された問題については、1月の終わりに漸く部品が工場に到着しました。こちらは、問題がなさそうなので、ほっとしているところです。

中国・台湾のアクセサリーの品質問題については、まだ解決には程遠いのですが、1月中旬以降、少しずつ品物が入ってくるようになりました。ただ、先方が品質を「改善」したと称するアクセサリーを実際に手にしてみると、一体どこが良くなったのかわからないようなものが沢山含まれていたので、がっかりしました。
お客様への納入時期が迫っている上、海外のメーカーにいちいち文句を言っても埒が明かないので、腹をくくって、これらを札幌工場で手直しをすることに決めました。
手直し作業は、比較的簡単に終わる場合もありますが、多くはかなり手間がかかっています。
作業をしながら、つくづく考えていたのですが、どうも海外メーカーの品質に対する観点が、私たちの観点とズレているように思えてなりません。
送られてきた品物の見栄えは確かにいいのですが、細かくみていくと、小さな不具合箇所がいろいろ目につくのです。この辺りは非常に難しい問題です。

最後はドイツ。航空便で代わりの部品が送られてきました。梱包もしっかりしていて、さすがドイツです。部品をチェックしたところ、不具合箇所は完全に直っていました。これで問題解決と思いきや、別な箇所に新たな問題が見つかりました。最初の不適合部品では全く問題がなかった部分です。
札幌工場で手直し出来ないか検討しましたが、特殊な治具がないと修正が極めて困難であることがわかりました。結局、ドイツメーカーとの交渉の末、修正用の治工具の提供を受け、なんとか問題が解決しました。ギリギリセーフといったところです。

というわけで、現時点での最大のネックは中国の環境規制による入荷遅れです。
春節の休みが明ける2月下旬まで、じっと待つしかありません。例年のことながら、私たちの繁忙期と春節が重なるのは辛いものがあります。
そういえば、札幌市内も中国からの観光客で大いに賑わっております。冬の北海道を存分に楽しんで下さいね。

その間、私たちは現地と連絡がとれず、悶々と過ごすことになります。


<波乱含みのスタート> 2019.01.11

新しい年を迎えました。今年もよろしくお願い申し上げます。

札幌も急に寒さが厳しくなり、新千歳空港では雪による欠航便が相次ぐなど、年明け早々、大混乱だったようです。

札幌工場も混乱状態です。理由は、12月に、海外メーカーの製品に関して様々な問題が相次いで発生し、今もそれらの対応に追われているからです。これから3月末まで繁忙期となるので、今後の成り行きについて若干不安を感じています。

実は、中国の環境規制の影響がまだ続いており、一部の製品や部材が未だに入荷していません。半年以上入荷が滞っていることになります。現地からは、昨年12月の初めの段階で、「1月中には何とか出せそうだ」という連絡を受けていたので安心していたのです。ところが暮れも押し詰まってから、「部品が完全に揃っていないので1月中に出すのは不可能」という内容の事務的なメールが送られてきて、梯子を外された気分です。トホホホ・・・。

一方、無事に入荷したフライス盤については、なんと一部の仕様が勝手に変更されていることがわかり、従来の同型機との互換性がとれないことが判明しました。
このため、正しい部品を先方に要求したところ、「年末に現地から出荷する」との回答。でも未だに現品が札幌工場に届いていません。先方に問い合わせても、担当者が体調不良で休みを取っているとのことで、状況がつかめません。イライラ・・・

環境規制とはあまり関係がないようですが、最近中国・台湾から入荷するアクセサリー類は、品質に問題が多いものが目立つようになりました。あまりにもひどいので、文句をいったところ、先方も慎重になり、いつまで経っても出荷してくれません。品質の改善に時間を要しているとのことです。まあ、良いもの出そうという相手の気持ちを酌んで、辛抱強く待つことにしましたが、ちゃんとした品質のものが届くかどうか気を揉んでいます。ハラハラ・・・。

次は、ドイツ。優等生であるはずのドイツ製機械の部品に深刻な不良が見つかったのです。既に受注している機械については、在庫しているスペアパーツに交換し、無事にお客様に納入しましたが、これからの分は、ドイツからの入荷待ち状態です。ドイツ側からの説明によれば、部品を作り直すとのことなので、まだ数週間はかかりそうです。ヤレヤレ・・・。

というわけで、今年の札幌工場は、波乱含みです。ドキドキ・・・。


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