2020年も後半に入りました。
この半年間は、ほとんど新型コロナウイルス対策に追われているうちに過ぎてしまったように感じます。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、東京では連日、まとまった数の新規感染者が出ていますし、北海道でも“昼カラオケ”クラスターなどが発生しており、まだまだ収束までの道のりは長いという気がします。

国によって状況は様々ですが、海外における新型コロナの感染拡大も収まる気配が感じられません。
札幌工場では、製品に輸入部材を数多く使っているので、海外の新型コロナの感染状況は非常に気になるところです。
実を言うと、海外の仕入先に関して、1社と連絡がつかなくなっており、気を揉んでいます。
新型コロナの影響で、先方に何かが起きているのかもしれません。

この会社から仕入れている部材の多くは特注品で、ある機種の重要部分を構成しています。
このまま連絡が付かない状態が続くと、一部の製品の継続が難しくなるかもしれません。
特殊な部品なので、簡単に代わりが見つかるものではありません。
ここ1か月ほど、内外のメーカーからの代替品の調達を模索しましたが、現時点では芳しい成果が出ていません。

今のところ部材の在庫がある程度残っていますので、暫くの間は大丈夫ですが、じわじわと新型コロナによる影響が、私たちの製品にも及んできているようです。
目下、お客様に迷惑がかからないよう次善の策を練っているところです。


工場に咲くムラサキツユクサの花(6月下旬撮影)