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札幌工場作業日誌

タグ : 歴史

まるで尺取り虫-転車台空気駆動装置

5月の終わりに、鉄道関係の方から「転車台空気駆動装置」の修理に関するご相談がありました。 「転車台空気駆動装置」とは、鉄道車両の向きを変える設備であるターンテーブル(転車台)を、圧縮空気を利用して回転させる装置です。 札 …

よみがえる昭和の札幌工場

年明けのある午後、社員を集めて札幌工場でDVDの上映会を実施しました。 写っているのは昭和の札幌工場です。 今から35年前(1987(昭和62)年頃)、古い事務所と木造工場の一部を取り壊し、鉄骨造りの新工場を建設しました …

北海道百年記念塔

札幌工場から10km東に約2000haの広大な森林が残されています。 「野幌(のっぽろ)森林公園」という自然公園になっており、遊歩道が整備され、四季折々の自然を楽しむことができます。 園内には、高さ100mの「北海道百年 …

円高と円安

最近の急激な円安で物価が上がり、私たちの生活に様々な影響を及ぼし始めていますが、札幌工場も例外ではありません。 コロナ、原材料不足などの影響で、部材の価格が高騰して、苦労しているところに円安ですので、正直言ってかなりきつ …

終戦の日の札幌工場

紀行作家で、熱心な鉄道ファンでもある宮脇俊三さんの代表作の一つに『時刻表昭和史』(*)があります。 筆者の青少年時代の体験をベースに、戦前・戦中の鉄道や時刻表の歴史をたどった作品です。 この作品の中に、筆者が父親と昭和2 …

昔の輸出検査

とうとう、8月に突入しました。 札幌では連日、記録的猛暑が続いています。 日本国内は新型コロナ関連のニュースと東京オリンピックの話題で埋め尽くされているようですが、8月15日の終戦記念日が近づくにつれて、あの戦争に関する …

JR苗穂駅

メカニクス札幌工場に一番近いJRの駅は、函館本線の苗穂(なえぼ)駅です。札幌駅の隣にある小さな駅です。何人かの社員は、通勤にこの苗穂駅を利用しています。 道外の人にはなじみのない駅だと思いますが、かつては道内有数の貨物取 …

メカニクス創業80周年 1938-2018

本日(2018年(平成30年)5月23日)、株式会社メカニクスは、創業80周年の記念日を迎えました。 1938年(昭和13年)に「合資會社 工作機械製作所」としてスタートして以来、今日まで小型形削盤、キーシーター、小型旋 …

JKビジネス??

いまでは、海外から入ってくる旋盤やフライス盤を整備・調整するのが、札幌工場のメイン業務になっていますが、このような仕事に本格的に携わるようになってから、まだ20数年しか経過しておりません。 それ以前は、輸入した機械を都内 …

夕張炭鉱

「夕張で見たポンプは、俺が昔作ったものじゃないか?」 20年ほど前のある日、勤続年数が50年を超えるベテラン職人がつぶやいた一言が、まだ耳に残っています。 夕張といえば、今はメロンが有名ですが、かつては日本有数の炭鉱地帯 …

転車台空気駆動装置

札幌工場のかつての主力製品は小型形削盤(セーパー)ですが、それ以外に、キーシーターなども製造し、海外へも輸出していたようです。工作機械以外でも、様々な装置の製造を手掛けていたとの記録が残っています。 例えば、鉄道会社に納 …

還暦を迎えたセーパー(?)

札幌工場は小型形削盤(セーパー)専門メーカーとして、数千台の生産実績を挙げていました。しかしながら、セーパーという機械自体が徐々にフライス盤などに置き換えられていったため、当工場でも約40年前に事実上、セーパーの製造を終 …

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