2009年
小冊子「基本的な旋盤作業」と「基本的なボール盤・フライス盤作業」
2009年12月16日 2009年
弊社では、旋盤、フライス盤をお買い上げ頂いたお客様にはもれなく、取扱説明書の付録としてそれぞれ「基本的な旋盤作業」、「基本的なボール盤・フライス盤作業」という小冊子を進呈しています。この種の資料は以前からありましたが、い …
出荷前検査は医療に似ている
2009年11月18日 2009年
毎年一回、最寄りの病院で健康診断を受けています。身長、体重、血圧、視力、聴力、 血液検査、尿検査、心電図、X線検査(胸部・胃)・・・その結果何か異常があれば、内容によって再検査、経過観察などの処置が取られます。再検査して …
基板・電装品の交換を容易にするための工夫
2009年10月26日 2009年
FL551Vという小型旋盤の販売を開始しました。最新のエレクトロニクス制御の無段変速モータや、主軸回転数表示装置を標準装備した新鋭機種です。外観も曲線を帯びており、かなり洗練されたデザインになっております。この機種も海外 …
影の主役・テストバー
2009年9月28日 2009年
毎年9月に、日頃工場で使用している検査・測定・試験器具類の校正、再調整作業を実施しています。対象となるのは、テストバーやテーパゲージをはじめ、マイクロメータ、ダイヤルインジケータなど多岐にわたります。テストバーだけでも数 …
スイスメーカーは弊社のお手本
2009年8月24日 2009年
先日(といっても、数ヶ月前のことですが)、世界的に有名なスイスの某工作機械メーカーのセミナーに参加しました。このメーカーは主軸精度0.5マイクロメートル以下の高精度の汎用およびNC小型旋盤などを製造しており、時計メーカー …
見えない敵(不良部品)との闘い
2009年7月17日 2009年
先日、FM110Eというフライス盤の出荷前検査をしていた時のことです。主軸ヘッドの移動量を調節するために、角型コラム(柱)に取り付けられている上下送り用のストッパ(鋳物製)を、ロックレバーで軽く締めたところ、真二つに割れ …
まだまだ現役-SAPPOROのセーバー
2009年6月23日 2009年
札幌工場は小型形削盤(セーパー)の製造からスタートした会社です。昭和13年に創業以来、敗戦による混乱期を除き、数十年にわたりセーパーを作り続けていました。今でも工場には2台の古い自社製セーパーが設備機械として残されており …
自動送り装置を分解修理-異音の原因を突き止める
2009年4月22日 2009年
M20Aに標準装備されている長手自動送り装置は海外メーカ製ですが、毎回入荷するロットの内、最低1-2割に回転時の異音が認められます。異音といっても、極めて主観的な問題で、実際に発生する音に対する感じ方は人によって様々です …
信頼性が高いベルト掛け替え式の旋盤
2009年2月23日 2009年
弊社の取り扱い機種を10年前のそれらと比較してみると、無段変速タイプの機種が格段に多くなっていることに気づきます。インバータ方式やエレクトロニクス制御方式によりツマミひとつでスピードを調節出来るため、無段変速タイプはとて …
FM80Eの繰り出し(クイル)がクランプ出来ない!?
2009年1月3日 2009年
お正月休み明け早々、暮れに海外から入荷したFM80Eに予期せぬ不具合(ロット不良)を発見しました。それに対応すべく札幌工場内では正月気分が一転し、いきなり戦闘モードに入りました。 仕事初めにFM80Eの整備作業を始めるや …