7、8年前のある朝、始業の2時間近く前のことです。2階の事務所から何気なく外を眺めていたら、不審な中年の男性が工場の敷地内に入ってくるのが見えました。
来客にしては時間が早すぎるので、黙って様子を窺っていると、男性は工場の建物の壁際まで来て、いきなりズボンを下ろし、しゃがみ込むではありませんか!そのまま用を足し始めたのです。

仰天して、2階の窓を大きく開け、男性に向かって「そこで何をやっているのですか?」と大声で呼びかけると、男性は慌ててズボンを上げ、小走りで敷地外へ逃げ去ってしまいました。そのあと、スコップで男性の「落とし物」を片付けましたが、怒りが収まりませんでした。
その日の午後、懸案だった大型案件の受注が正式に決まったとの連絡が入りました。朝方の事件のお陰(?)で少し運が付いたのでしょうか。

ところで、つい最近、“運が付いた現場”のすぐ近くに、小石のような見慣れない物が散らばっていることに気付きました。特に有害な物質ではなさそうですが、いつ、だれが捨てたのか全く見当がつかず、ただ首をかしげるばかりでした。
再び札幌工場に、何か運が付いたのかと期待しましたが、今のところ吉報は届いておりません。

最近のニュースを見ると、店舗が荒らされたり、農家から家畜が盗まれたりする事件がたびたび報道されています。札幌工場でも、敷地内への不審者侵入防止も含めて、防犯対策を強化しているところです。