先日(といっても、数ヶ月前のことですが)、世界的に有名なスイスの某工作機械メーカーのセミナーに参加しました。このメーカーは主軸精度0.5マイクロメートル以下の高精度の汎用およびNC小型旋盤などを製造しており、時計メーカーや精密部品メーカーなどに数多くの納入実績を誇っています。高精度を保証するだけあって、このメーカーの機械は相当高額で、弊社で取り扱っている試作・研究開発目的の小型旋盤の販売価格の30-40倍もします。
このメーカーの特色は、高精度の高級機を製造しているということに加えて、規模の拡大を目指さず少量生産に徹し、50年前に販売した機械でもアフターサービスやオーバーホールをきちんと実施していることです。
同じ小型旋盤といっても、弊社で扱っている機種は、その目的、性能、価格、対象となるユーザ層などが、全くこのスイスメーカーと異なりますが、基本的な考え方は驚くほど似通っていると感じました。弊社も常に、品質にこだわり、キメの細かいサービスの提供を心がけています。時には40年前に販売した古い機械を修理したり、オーバーホールしたりすることもあります。創業以来、規模の拡大よりも質の充実を重視し、身の丈にあった経営に徹してまいりました。
スイスをはじめ、欧州には小規模でも質の高い機械を作り続けている会社がたくさんあります。弊社も、このような会社をお手本として、常に進化し続けたいと思っています。