年度末(3月末)を控え、札幌工場は一年で最も忙しい時期を迎えました。中国の環境規制のあおりを受けて、機械類の入荷が遅れたことに加え、慢性的な人手不足の影響もあって、これから暫くはフル稼働状態が続きます。

今年の冬は、東京でも記録的な寒さになったそうですが、札幌も例年より寒さが厳しいと感じています。冬の札幌工場では、本来の業務以外に、“余計な”仕事がたくさん発生します。
例えば、雪かき(除雪作業)です。札幌工場にはロードヒーティング設備(路上の融雪・凍結防止装置)があるので、大掛かりな除雪作業をすることは少なくなりました。でも一度に大量の雪が降れば、人力での除雪作業は避けられません。
屋根の雪降ろしも、必要に応じて実施します。慣れてはいるものの、危険を伴う作業です。
以前は、ひと冬に最低1回は業者さんに雪降ろしを頼んでいましたが、ここでも人手不足のせいなのか、気軽に頼める業者さんが少なくなりました。

数日前の早朝、海外から輸入した機械類を積んだコンテナが工場に到着しました。ところがアスファルト上の雪が凍ってツルツルになっており、フォークリフトのタイヤが滑って、まともに荷降ろしが出来る状態ではないことがわかりました。寒さが厳しいせいか、ロードヒーティングもよく効いていなかったようです。
仕方なく、お湯を大量に撒いて氷を融かし、どうにか荷降ろしを終わらせた次第ですが、入庫作業時間が予定より大幅に伸びてしまいました。ただでさえ忙しいのに、雪や氷のために貴重な時間を取られるのは本当に痛いです。

この季節は、雪の影響でトラック便に遅れが出ることが多いので、お客様の指定する日に機械を確実に届けるためには、出荷スケジュールにも余裕を持たせなければなりません。そのしわ寄せを受けるのは当然私たちです。突発的に、通常より短い納期の仕事が入ると、工場はパニックになります。
一番忙しい時期と、一番気候が厳しい時期が完全に重なっているため、毎年冬になると、札幌に工場があることが恨めしい気持ちで一杯になります。でも頑張るしかありません。

全社一丸となって、なんとかこの季節を乗り切れば、いよいよ春の到来となります。