9月に突入して、少しは涼しくなるかと期待しておりましたが、前半は暑い日が続き、体にこたえました。
今月は10月の消費増税を控えているため、駆け込み需要が殺到する可能性があり、それに備えて態勢を整えました。暑い中でも作業を前倒しで進め、納期遅れでお客様のご迷惑にならないように心掛けました。
でも結果的には、それなりに駆け込みのご注文は頂いたものの、思ったほどの量ではありませんでした。いろいろ報道されている通り、世の中の景気はあまりよくないように感じています。
そんなある日、一般ユーザの方から工場に電話が入りました。
札幌工場は作るのが専門で、販売やアフターサービスの受付は東京(寿貿易)に任せているので、お客様から札幌工場に直接電話がかかってくることは滅多にありません。何事だろうと要件をお聞きすると・・・
「他社で購入した卓上フライス盤を使っている者です。機械の調子が悪いので修理をお願い出来ませんでしょうか。」
「購入した会社に連絡したところ『当社では修理が出来ないので、メカニクスさんに修理を依頼してみて下さい』といわれたので電話をしました。」
なんと機械を販売した同業者が、無断で私たちの工場を“修理業者”として紹介しているというのです。
同業者から類似機を購入したユーザ様から修理のご相談を受けることは時々ありますが、同業者が、自身で販売した機械の修理業者として、弊社を紹介しているなどという話はあまり聞いたことがありません。
因みに、私たちは件の会社のことを全く知りません。
他社様が販売した機械にまで、とても責任が負えませんので、このユーザ様には事情をご説明の上、丁重にお断りしました。
なんだか最近、妙な話が多くて困ります。
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