「令和」になって早1か月が過ぎました。

5月の連休が明け、最初に入ってきた仕事は、修理のご依頼でした。
平成から令和への改元とは関係がないと思いますが、このところ修理やアフターサービスに関する案件が増えています。

具体的には、全国から工場に送られてきた機械・部品の修理やオーバーホール、スペアパーツ類の出荷業務、そして古い機械の出張修理・・・・これらの仕事が何故か集中してしまい、工場はかなり混乱しました。

最近、こんな問い合わせもありました。

「ネットで安い旋盤を購入した者ですが、いろいろ不具合があり困っています。今日の午後、空いていますか? 車でお宅のショールーム(注:東京の寿貿易のこと)に機械を持っていきますので、その場で、すぐに調整してほしいのです。仕事に支障がでているので、急ぎでお願いします。もちろん有料で構いません。貴社で扱っておられる機械とは違うようですが、形が似ているから直せますよね。」

まあ、ざっとこんな感じのお話でした。

東京サイドでは、外観が似ていても、他社様お取り扱いの機械と中身が同じとは限らないこと、きちんと整備するには、それなりの時間と費用がかかることなどを、丁寧に説明したようですが、納得して頂くまでに30分以上かかったそうです。

20年前に販売した機械の古い在庫部品を、あるお客様にお送りしたところ、部品が取り付けられないというお叱りを受けました。出荷前に寸法などを確認したつもりだったのですが、残念な結果になりました。特殊な部品だったことも、失敗の原因です。幸い、もう一つ在庫が残っていたので、それを送り直したところ、今度は無事に取り付けることができたそうです。
ご迷惑をおかけしてしまいましたが、最終的にお客様のお役に立ってよかったと思います。

修理・アフターサービス関係の仕事は、状況をできるだけ正確に把握し、お客様の事情に合わせたオーダーメイドの対応が必要なので、ふだん検査表に従って作業を進めている機械本体の整備作業に比べて、何倍もの神経を使います。
対象となる機械の種類が多い上、出荷した年代によって仕様が異なっていることが原因で、確認などに手間取り、なかなか効率化が進まないのが悩みのタネです。