FM100FM80Eに使用する直装式コレットも台湾や中国から輸入しています。
直装式コレットとは、コレット自体がMT3やMT2のテーパーになっていて、フライス盤の主軸に直接装着できるようになっているタイプです。コレットをただ主軸に差し込むのではなく、主軸の上方から引きねじ(吊り棒)で引っ張り上げるようになっています。
コレットを工場で検査するとなると、精度面に目が行きがちですが、それ以外にも意外な不良品が見つかっています。最近目に付くのは、コレットのお尻にある吊り棒用のねじ穴の不良です。出荷前検査で、直装式のMT2コレットをFM80Eフライス盤に装着したところ、吊り棒で正しく引っ張り上げられないものが混じっていました。コレットのねじ穴をチェックしたところ、なんと穴が斜めに開いているではありませんか。もちろん、斜めといってもかなり微妙で、コレットを目視するだけでは見落としてしまうレベルのものです。
コレットのメーカーに対し、何度か品質改善を申し入れておりますが、いまでもこの種の不良品が出荷前検査で引っかかります。ちょっとしたアクセサリーといえども、きちんとチェックする必要性を日々痛感しています。


出荷前検査でみつかった不良コレット