FM120EのAタイプの受注活動をいよいよ開始します。今までFM120EはBタイプのみでしたので、これによりA B 両輪が揃ったことになります。お客様の選択肢も拡がります。この機種はBタイプといえども、相当手間をかけている製品です。輸入されたままの状態では、全体の動きに問題が多く、結局各部をチェックせざるを得ないのが実情です。他の機種同様、再調整が必要となる部分は個体により様々ですが、各軸の動き、ガタ、クランプの調整は、ほぼ定番メニューとなっています。これだけ調整してこの価格なら、大変お買い得だと思います。
FM120Eに装備されている電装品は主軸変速用の基板程度なので、構造がシンプルで、トラブルが比較的少ないのが大きな特長といえます。今度発売するAタイプは、これまでの各部の調整に加えて、精度調整を実施します。価格と品質のバランスを考えながら、コストパフォーマンスの高い機械となるように努力したいと思っています。
※現在BタイプはMSタイプに呼称が変更されています。


FM120EはBタイプでも分解調整が不可欠