同業者の中には「この機種は発売以来XX年間、トラブルやクレームが皆無です」「高精度で低価格」などと宣伝している会社があるようです。超精密加工が誰でも簡単に出来るような誤解を招く広告を打っているところも見受けられます。さらには輸入品なのに「この機械はねじ1本に至るまで部品は全て日本製で、それらを当社で組み立てています」と説明している会社があるとの噂を聞きました。おいおい、うちの会社も同じ機種を輸入しているんだぜ、これが「国産」かよ(絶句)・・・最近、弊社の出荷前検査を意識しているのか、事細かに出荷前の整備内容をアピールしている業者さんがあるという話を、ショールームに来られたお客様よりお聞きしました。なんでも、輸入した機械を全分解に近い状態にした上で組み上げていくのだということです。そのくせ値段は驚くほど安いとのこと。どうも作業内容については、ちょっと不自然かなと感じるところもありますが、「これは強敵だ」と感じました。すごい実力です!それにしても、こんなことをして一台仕上げるのに一体何時間かかるのだろう。私たちも毎日作業していますから、工数は簡単に予想できます。こんなに手間をかけたら相当なコストアップになるはずなのに。この業界には魔法のような不思議な話がたくさんあるものだとつくづく感じます。弊社も品質や精度には気を配って、確かな製品をお客様にお届けする努力をしていますが、 残念ながら、トラブルが皆無だとか、完全無欠だとか、超精密加工が手軽に出来る夢のような機械をお出しするレベルには至っていません。いつでも試行錯誤し、時にはお客様のお叱りを受け、反省し、また改善につなげていくという毎日です。それを何十年も積み重ねて今日があるのに、同業者はいとも簡単に完璧な機械を出している・・・同業者はすごい!手ごわい!もしそんな素晴らしい機械が本当に低価格で簡単に出せる技術力があるのなら、この業界においておくのはもったいない。とにかく不思議で不思議で仕方がありません。
私たち札幌工場も、彼らに負けないように頑張らなければ!