再び、アフターサービス部品に関するお話です。
はっきり言って、海外のメーカーの多くは非常にドライで、儲からないとわかれば、突然製造をストップしたり、アフターフォローを拒絶したりします。過去にこのような仕打ちを何度も受けて、かなり苦い思いをしてきました。
極端な事例ではありますが、ある海外メーカーから機械を輸入してからわずか数カ月後に、前触れもなく、製造を打ち切ると通告されたことがありました。一部の海外の会社には、製造ストップにより、こちらの立場がどうなろうとお構いなしのようで、自分さえよければいいという臭いがプンプンします。購入して下さったお客様の立場を考えて、製造中止後でもアフターフォローに関して出来得る限り努力しようという意識が決定的に欠けているように思えてなりません。
いずれにしても製造中止となると、まずスペアパーツの確保に動きます。長年の経験や機械の特性に基づいて、一定の数量のパーツをまとめて購入することになるのですが、メーカーによっては、部品の供給を渋るところがあり、非常に困ります。それに、私たちの足元をみて、法外な価格を吹っかけてくる輩もおり油断もスキもありません。なんとか部品確保のメドがついたとしても、それに要する費用がバカにならず、本当に悩みの種です。こうして調達した部品類は、工場にきちんと保管して、お客様からの注文に応じて出荷することになるのですが、ものによっては10年以上在庫として寝かしておくことになり、管理が非常に大変です。部品自体にもいい加減なものが含まれており、工場での手直しも必須です。本来なら、不良部品についてはメーカーにクレームをつけて、交換させるのが筋でしょうが、もう作らないと言っている部品なので、何を言っても無視されます。
こんなに苦労して、部品確保に努めていても、お客様が注文する部品の種類や数量が私たちの予想と大きく異なることがしばしばあり、年を経るにしたがい特定の部品の在庫が払底する一方、一部の部品の在庫が減らないまま長く倉庫にとどまることも日常茶飯事です。結果的に、遺憾ながらお客様のご希望に沿えないケースが出てきます。

札幌工場内の部品棚には機種ごとに様々な部品が保管されています。現在、通常の業務の合間に、部品の収納・保管方法の改善作業を実施しています。迅速に、かつ正確に部品をご提供できる態勢を作るために、半年前から部品棚を再構築しているところです。