この一年間を一言でいえば、「波乱の年」でした。
コロナの影響で部材は高騰し、運賃も上がり、必要な部材は欠品続き。
そこへロシアのウクライナ侵攻、急激な円安と続き、誠に遺憾ながら、弊社の製品も値上げを余儀なくされました。
年に2回以上、価格を改訂した商品もあります。
海外の一部の部材の製造が一方的に打ち切られたのに続き、国内メーカから調達している部材でも、製造終了になったものがあります。
代替品探しに苦労しております。
約1年ぶりに海外から届いた部材をチェックしてみたら、同じ機種・同じロット・同じ箇所なのに、組み込まれている部品の形状がまちまちだったり、薄汚れた部品が組み込まれていたりして、面食らったこともあります。
一時は1ドル150円まで円安が進みましたが、いまは少し円高傾向になっています。
それでも年初に比べたら、かなりの円安です。
部材不足も少しは解消したと思いきや、先日ある電装部品を発注したら、納品は1年後といわれて呆れてしまいました。
この分では2023年も、様々な影響が残りそうです。
札幌でも11月の終わりまでは雪が殆ど降らず、比較的暖かい日が続きましたが、12月に入ったとたん雪が積もり、いよいよ本格的な冬が到来しました。
雪は春になれば溶けますが、いま直面している問題はいつ解消されるのでしょうか。
今年一年、大変お世話になりました。
どうかよいお年をお迎えください。
- 投稿タグ
- 海外メーカ事情