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札幌工場作業日誌

タグ : 海外メーカ事情

この世のものとは思えない・・・不適合製品発生率100%!

国際規格の品質マネジメントシステムISO9001では、「不適合製品の管理」という規定があります。不適合製品とは簡単にいえば不良品。お客様に絶対に引き渡してはならない製品のことです。ISO9001では、このような不良品を識 …

質問「何故、海外メーカーを指導して品質を向上させないのですか?」

私たちが札幌の工場で、輸入した機械のチェックや手直しをしているというと、しばしば聞かれるのが冒頭の質問です。至極もっともな質問で、コストの高い日本国内でいちいち手直しをするよりも、現地メーカーを指導して品質を上げられるの …

牛肉偽装事件に思う

最近、豚肉の内臓など、牛肉以外の肉を混入した商品を牛肉100%と表示したり、消費期限をごまかしたりして販売していた会社がマスコミで大きく取り上げられました。聞くところによれば、この会社の社長は、「牛肉100%と表示した商 …

海外メーカーの精度検査表の嘘

前回の「キサゲに対する誤解」の中で、海外から輸入される機械に、きれいにキサゲ模様が施されているのに、全く精度が出ていない機種がある、というエピソードをご紹介しました。これに似た話で、弊社がたびたび遭遇するのが、海外メーカ …

欧米で販売されている機種について

「アメリカやヨーロッパで製造販売されている小型旋盤や小型フライス盤を1台だけ取り寄せてもらえないか」という問い合わせをお客様より時々受けます。 このようなご依頼に対しては「誠に申し訳ないのですが、当社では品質やアフターサ …

“そっくりさん”にご注意-品質はピンキリ

中国や台湾の機械を扱っていて面白い(?)のは、複数のメーカが非常に形の似た機械を製造していることです。これらのメーカはお互いに資本関係もなく、全くの赤の他人のようです。それぞれの機械をよくよくみれば細部が違っていたり、仕 …

単純な機械こそベスト

台湾や中国製の機械を扱っていて非常に気を使うのは、電装品の品質です。工場での出荷前検査やお客様サイドでのトラブルの大半は電装品関係です。弊社で扱っている旋盤・フライス盤でも、主軸回転速度が無段変速のモデルには電子基板が搭 …

“半自動”送り装置

弊社で取り扱っているフライス盤のいくつかには、テーブルの長手方向(X軸)などに、自動送り装置が取り付けられる機種があります。その代表格が自動送り装置を標準装備したM20Aです。この機種は発売を開始して以来12年以上にわた …

有効な解決策のない音の問題

お客様からのクレームや工場での出荷前検査で最も悩ましい問題のひとつは音に関するものです。「回転音がおかしい、故障ではないか」「異音がする、気になるので直して欲しい」・・・音の問題は主観がからむため、ある人にとって気になら …

そのままでは取り付け困難なデジタル目盛

FL260E/350Eのクロススライドおよびトップスライドの送り量を表示するデジタル式の目盛を、悩んだ末に、弊社でも取り扱うことにしました。 何故「悩んだ末」なのか? この商品はもともとキットとして発売され、ユーザ自身で …

他社の同等品より良心的な仕上がり

中国や台湾から輸入され、札幌工場に入ってくる旋盤やフライス盤は、それでも以前に比べればよくなっている部分もあります。 特に、塗装の仕上がり具合や梱包などの見た目は美しくなりました。 でも、それに感心していると直後に大いに …

海外メーカー品の品質改善が進まない

2006年も早一ヶ月が過ぎてしまいました。年末年始にかけて入荷した機械やアクセサリ類の受け入れ検査状況や、それらの出荷前検査状況を見ていて痛感したのは、品質に問題がある輸入商品(当社では「不適合品」と呼んでいます)がいか …

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