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札幌工場作業日誌

タグ : 海外メーカ事情

インチキ検査にインチキ検査表

最近、海外から輸入した小型フライス盤に大規模な不適合が見つかりました。入荷した機械の4割の主軸(スピンドル)が不良という惨憺たる状況であり、一瞬、頭の中が真っ白になってしまいました。今回の不良は、いわゆる“調整”で直せる …

製造現場でも重宝する機種

弊社では、ホビー用や試作・研究開発用旋盤・フライス盤に加えて、製造現場でも重宝する機械を何機種か取り揃えています。旋盤ならL330、USL6、USL5.5A-INV、 フライス盤ならM28、M45、M40HVA、それにラ …

当たりはずれが大きいから工場で直すのです

2005年の作業日誌の中に、<当たりはずれの大きいFM80E>という題名の記事が載っています。あれから7年以上経過した現在でも、FM80Eフライス盤はロングセラー商品として健在ですが、記事中で指摘された輸入機特有の品質上 …

これが新品かい?

アフターサービス用のスペアパーツ類は、過去に発生したトラブルの内容や頻度などを勘案して、定期的に部品を製作したり、仕入先から調達したりして、在庫切れが起こらないように気を配っています。扱っている機械本体の多くが海外製であ …

バイトの研削作業

意外に思われるかも知れませんが、札幌工場では旋盤に使用するバイト類も必要に応じて研削し直して出荷しています。 本来バイト類は新品といえどもそのまま使えるわけではなく、お客様サイドで作業前によく研いで使って頂くのが基本です …

ドイツ製のフライス盤

都会の道路を走っている外車といえばドイツ車が圧倒的に多く、ドイツ車は日本でも大人気のようです。日本人の伝統的な舶来品志向もあってドイツ車は多くのドライバーにとって垂涎の的であり、所有していることがステータスになっています …

今年一年を振り返って

今年も残り二週間足らずになりました。 一年の最後に、今年札幌工場の職人たちの手を煩わせた不適合品の一部を写真で紹介します。くどくどと文章で説明するよりも、百聞は一見にしかず。これらは中古機械の写真ではありません、れっきと …

品評会-サンプルで輸入した機械の話(その2)

前回の例は、サンプル機はよかったのに本番機はひどかったというお話。しかし、サンプルからしてひどい品質の機械を掴まされたこともあります。 実はこのメーカは、社長さんが売り込みに非常に熱心で、事前の打ち合わせでも、私たちの希 …

品評会-サンプルで輸入した機械の話(その1)

私たちは機会あるごとに、旋盤およびフライス盤の新製品候補を海外から輸入し、工場でその品質を様々な角度から検証し、商品化の可否を判断しています。社内では、このような検証作業のことを品評会と称しています。 私たちと新たに取引 …

雑な溶接の話

旋盤やフライス盤の主要部分は通常、鉄鋳物で作られていますが、サイドカバー、ヘッドカバー、スプラッシュガードなど鉄板同士を溶接して作られている部分も存在します。一部の機種ではカバーがプラスチック製に変更されているものがあり …

ニッポン人、Very 神経質!-外観の手直し

「札幌工場で整備・点検・手直ししているというから買ったのに、期待はずれだった。なによりも外観の仕上げが雑だ。」-お客様より、このような声を時々耳にすることがあります。精度面や各部の動きは問題ないのに、外観上の問題でお叱り …

品質レベルが悪化し続ける輸入機械

中国、台湾、韓国などアジア諸国の工業製品の品質が向上し、しかも割安であるため様々な分野で日本製品の優位性が揺らいでいるという報道を時々目にするようになりました。特に今まで日本のお家芸と言われていた家電製品などで、その傾向 …

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