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札幌工場作業日誌

タグ : 海外メーカ事情

バイトの研削作業

意外に思われるかも知れませんが、札幌工場では旋盤に使用するバイト類も必要に応じて研削し直して出荷しています。本来バイト類は新品といえどもそのまま使えるわけではなく、お客様サイドで作業前によく研いで使って頂くのが基本です。 …

ドイツ製のフライス盤

都会の道路を走っている外車といえばドイツ車が圧倒的に多く、ドイツ車は日本でも大人気のようです。日本人の伝統的な舶来品志向もあってドイツ車は多くのドライバーにとって垂涎の的であり、所有していることがステータスになっています …

今年一年を振り返って

今年も残り二週間足らずになりました。 一年の最後に、今年札幌工場の職人たちの手を煩わせた不適合品の一部を写真で紹介します。くどくどと文章で説明するよりも、百聞は一見にしかず。これらは中古機械の写真ではありません、れっきと …

品評会-サンプルで輸入した機械の話(その2)

前回の例は、サンプル機はよかったのに本番機はひどかったというお話。しかし、サンプルからしてひどい品質の機械を掴まされたこともあります。 実はこのメーカは、社長さんが売り込みに非常に熱心で、事前の打ち合わせでも、私たちの希 …

品評会-サンプルで輸入した機械の話(その1)

私たちは機会あるごとに、旋盤およびフライス盤の新製品候補を海外から輸入し、工場でその品質を様々な角度から検証し、商品化の可否を判断しています。社内では、このような検証作業のことを品評会と称しています。 私たちと新たに取引 …

雑な溶接の話

旋盤やフライス盤の主要部分は通常、鉄鋳物で作られていますが、サイドカバー、ヘッドカバー、スプラッシュガードなど鉄板同士を溶接して作られている部分も存在します。一部の機種ではカバーがプラスチック製に変更されているものがあり …

ニッポン人、Very 神経質!-外観の手直し

「札幌工場で整備・点検・手直ししているというから買ったのに、期待はずれだった。なによりも外観の仕上げが雑だ。」-お客様より、このような声を時々耳にすることがあります。精度面や各部の動きは問題ないのに、外観上の問題でお叱り …

品質レベルが悪化し続ける輸入機械

中国、台湾、韓国などアジア諸国の工業製品の品質が向上し、しかも割安であるため様々な分野で日本製品の優位性が揺らいでいるという報道を時々目にするようになりました。特に今まで日本のお家芸と言われていた家電製品などで、その傾向 …

この世のものとは思えない・・・不適合製品発生率100%!

国際規格の品質マネジメントシステムISO9001では、「不適合製品の管理」という規定があります。不適合製品とは簡単にいえば不良品。お客様に絶対に引き渡してはならない製品のことです。ISO9001では、このような不良品を識 …

質問「何故、海外メーカーを指導して品質を向上させないのですか?」

私たちが札幌の工場で、輸入した機械のチェックや手直しをしているというと、しばしば聞かれるのが冒頭の質問です。至極もっともな質問で、コストの高い日本国内でいちいち手直しをするよりも、現地メーカーを指導して品質を上げられるの …

牛肉偽装事件に思う

最近、豚肉の内臓など、牛肉以外の肉を混入した商品を牛肉100%と表示したり、消費期限をごまかしたりして販売していた会社がマスコミで大きく取り上げられました。聞くところによれば、この会社の社長は、「牛肉100%と表示した商 …

海外メーカーの精度検査表の嘘

前回の「キサゲに対する誤解」の中で、海外から輸入される機械に、きれいにキサゲ模様が施されているのに、全く精度が出ていない機種がある、というエピソードをご紹介しました。これに似た話で、弊社がたびたび遭遇するのが、海外メーカ …

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